同じマンションに入居した「ご近所」の女性3人と、その家族が織りなす人間模様を描いたWOWOWの「連続ドラマW 彼らを見ればわかること」(11日から全8回、毎週土曜夜)。主演の中山美穂は「家庭の秘密をのぞき見る気分で、時には突っ込みを入れながら楽しんでほしい」と話す。

 中山が演じたのは、大学生の一人息子を持つ百々子。再婚相手の夫とは「義務感で一緒にいる」間柄になっている。「夫婦や家族の在り方が多様化した、現代ならではのホームドラマです」

 百々子のもう一つの顔が、官能的な表現を持ち味とするレディースコミック専門の漫画家だ。中山は「そういうジャンルがあることも知らなかったので驚いた」と振り返り、仕事と家庭を両立する女性を表現するため「クリエーターの顔」と「母の顔」の切り替えを意識したという。

 百々子と同じマンションの住人で、気の置けない友人となる2人の女性は、木村多江と大島優子が演じる。「2人とも主役でもおかしくないくらい、大変なことが待ち受けている」と中山。それぞれが人生の一大事をどう乗り越えていくのか。「ドキドキしながら見守ってください」

 近所付き合いが減ったといわれる現代だが、作品を通じて「助け合える友人が近くにいると、やっぱり心強い」と実感したという。「私もいつ何があるか分からないから、最近はご近所にいろいろ配っているんです」と、冗談めかして語った。