対立抗争事件が相次ぐ指定暴力団の山口組と神戸山口組の活動を厳しく制限するため、兵庫、愛知など6府県の公安委員会は7日、両組織を暴力団対策法に基づき「特定抗争指定暴力団」に指定したと官報で公示した。指定が発効し、警察当局は締め付けを強めて勢力弱体化を目指す。

 公安委は「警戒区域」として傘下事務所や幹部の家がある岐阜市、名古屋市、三重県桑名市、京都市、大阪市、神戸市などを設定。組員らは区域内でおおむね5人以上での集合を禁じられる。事務所使用や対立組員への付きまといなども禁止され、違反すれば警察が逮捕できる。

 山口組は15年8月に分裂し神戸山口組が結成された。