2020年東京パラリンピックに向け、ブラインドサッカーの試合展開を視覚障害者の観客にも分かりやすく伝えようとするシステム作りが進んでいる。広告大手「電通」などが設立した団体が、ボールの動きを手で触れて体感できる装置を開発。日本ブラインドサッカー協会と協力して東京パラでの導入を目指している。

 この装置は、ブラインドサッカーのピッチを縦約11センチ、横約15センチで表現。2台のカメラで撮影したボールの位置情報が試合中、リアルタイムで転送され、ボールに見立てた突起が動き回るのを手で感じ取る仕組みだ。19年以降、実際の大会で視覚障害者に試してもらい改良を重ねた。