【カイロ、ワシントン共同】イラクのアブドルマハディ暫定首相は6日、米国の駐イラク大使に対し、駐留米軍撤退を実行に移すため協力を要請した。ロイター通信が伝えた。米軍がイラクでイラン精鋭部隊司令官を殺害したことへの報復に巻き込まれるのを懸念した動きだが、エスパー米国防長官は記者団に「撤退という決定はしていない」と明言した。

 イラク政府は米軍がイラク国内で殺害を実行したことに「主権の侵害だ」と反発。国民の間でも反米感情が高まっている。イラク連邦議会は5日、駐留米軍を含む外国軍の撤退を求める決議を採択した。