2019年の全国の交通事故死者数は前年より317人少ない3215人で、統計がある1948年以降で最少となったことが6日、警察庁の集計で分かった。最多だった1970年の1万6765人と比べ5分の1以下まで減少した。同庁の担当者は要因として「車両性能の向上や取り締まり強化による速度違反車の減少、シートベルト着用率の改善などが考えられる」としている。

 3215人のうち65歳以上は1782人で前年より184人少なくなったが、全体に占める割合は55・4%に上り過去2番目に高い水準だった。依然として高齢者の事故対策が大きな課題となっている。