山口県の宇部中央消防署の松永拓也さん=当時(27)=が昨年1月に自殺した問題で、自殺は職場の不祥事に抗議を示すためだったとする報告書をまとめた宇部・山陽小野田消防局の外部調査委員会メンバーが6日、記者会見した。小沢克介委員長は自殺直前に消防車の部品損傷を巡り叱責した上司の発言を「極めて不適切」とした上で、「直ちにパワハラに該当することがあったとまでは言いがたい」との見解を示した。

 報告書は、松永さんは職場の不祥事が相次ぐ組織に「改善を期待し、抗議のために自死を決意した」と指摘した。