日本郵政は6日、元総務相の増田寛也氏(68)を社長に迎え、新たな経営陣を発足させた。増田氏はグループ幹部に対する年頭あいさつで、傘下のかんぽ生命保険と日本郵便による保険不正販売について「(日本郵政グループの)創立以来の最大の危機だ」と述べ、問題の全容解明に全力を挙げる意向を表明した。

 増田氏は「(契約者の)不利益を一刻も早く解消する。信頼を一歩一歩回復しないといけない」と強調し、再発防止の陣頭指揮を執る考えを示した。その上で「愚直に誠実に謙虚に進んでほしい」と呼び掛け、顧客本位の業務運営の徹底を求めた。