【テヘラン共同】イラン政府は5日、2015年に欧米など6カ国と結んだ核合意の逸脱の第5弾の措置として、無制限にウラン濃縮を進めるとの声明を発表した。濃縮度を兵器級に近づく20%以上に高める恐れが出てきた。声明は段階的な逸脱は今回が最後としており、政府筋は「次は合意離脱の決定を下す可能性がある」と合意破棄を警告した。

 米軍によるイラン革命防衛隊の「コッズ部隊」のソレイマニ司令官殺害を受け、指導部は強硬姿勢を加速。両国の対立激化が武力衝突を招くと懸念される中、イランによる新たな挑発行動で緊張が一層高まりそうだ。