【台南共同】11日の台湾総統選に向けた選挙戦が5日、終盤の「ラストサンデー」を迎えた。台湾独立志向の与党、民主進歩党(民進党)の蔡英文総統は南部・台南市で集会を開き、台湾の「主権と民主を守る」と演説し、中国が掲げる台湾統一を拒否する姿勢を改めて強調した。

 台湾では2日に軍用ヘリコプター「ブラックホーク」が山中に墜落して軍制服組トップの沈一鳴・参謀総長らが死亡。蔡氏は3、4日の選挙活動を自粛していた。

 中国の習近平指導部が台湾統一への圧力を強める中、蔡氏は反中国の立場を鮮明に掲げて選挙戦で優位に立っている。演説では台湾経済が安定しているとも主張した。