外務省は人工知能(AI)を使った兵器を巡る国際的なルール作りに向け、2020年度に国際会議を開催する方針を固めた。日本が規制の在り方に関する論議で主導権を握るのが狙いだ。日本は開発規制について、民間のAIやロボット研究を阻害しないようにするため、人間が一切関与しないで敵を殺傷する完全自律型の兵器に限るべきだと主張している。

 日本がAI兵器分野で国際会議を主催するのは初めて。安倍晋三首相は昨年10月の参院本会議で「人道と安全保障のバランスの取れた議論が行われるよう、国際的なルール作りに積極的に参加する」と表明していた。