徳島市に本店を置く阿波銀行は31日、野村ホールディングス傘下の野村証券と金融商品仲介業務の包括的業務提携で基本合意したと発表した。野村証券は阿波銀の証券顧客口座を継承する。野村証券による地銀との包括提携は山陰合同銀行(松江市)に続き2例目。人口減少と長引く低金利で地銀の経営環境が厳しさを増す中、今後も連合により生き残りを図る動きが加速しそうだ。

 地方での顧客拡大を課題としている野村証券は、阿波銀から承継した証券口座の運用を担う。阿波銀は金融商品の勧誘や販売などの営業を、野村証券から出向してくる社員とともに担当する。