真珠の養殖に使うアコヤガイが昨年、愛媛県など各地で大量死した問題で、同県や県漁連による原因究明のための専門部会が31日開かれ、調査結果が報告された。水温上昇や餌の減少が直接的な原因とは考えにくく、感染症の可能性も考えられるとしている。引き続き詳しい原因を調べる。

 再現実験で、海水からウイルスや不純物を取り除いた状態ではアコヤガイに異常が見られなかったことから、部会メンバーの飯田貴次・岡山理科大教授は「何らかの外的要因が原因と考えられる。感染症の可能性も高まった」と説明した。

 昨年の海水温は例年と大きく変わらず、餌不足が直接の原因とは考えにくいという。