徳島市に本店を置く阿波銀行が、野村ホールディングス傘下の野村証券と包括的な業務提携を結ぶことが31日、分かった。同日夕にも発表する。阿波銀の顧客基盤を生かし、営業面で連携を進めるとみられる。

 地銀の経営環境は、超低金利の長期化や人口減少で厳しさを増している。証券業界は株式や投資信託の取引にかかる手数料の一部をゼロにする動きが広がっており、顧客基盤の拡大が課題だ。生き残りを懸けた地銀と証券の提携はさらに広がりそうだ。

 野村証券は昨年12月にも、松江市に本店を置く山陰合同銀行との包括的な業務提携の契約を結んでおり、地方銀行との連携強化を図っている。