大手総合電機メーカーのNECが2018年までの数年間にわたり大規模なサイバー攻撃を受け、本社などのパソコンやサーバーに保存されていたファイル約2万8千点が外部流出した可能性があることが分かった。同社が手がける潜水艦用センサーの情報など自衛隊装備に関する資料も含まれていた。30日までに政府筋など複数の関係者が明らかにした。中国系ハッカー集団が関与した「標的型」攻撃の疑いがあるという。

 同様にサイバーセキュリティー事業や防衛装備などを手掛ける三菱電機が大規模なサイバー攻撃を受けたことが今月、発覚したばかり。サイバー対策の在り方を根本から揺るがす事態だ。