生まれつき心臓の形や機能に異常がある先天性心疾患の患者の胸部エックス線写真から、人工知能(AI)で重症度を判断する手法を開発したと、三重大の研究チームが30日発表した。医師の判断よりも精度が高く、患者への負担が大きい心臓カテーテル検査をしなくても正確に評価できる可能性があるという。

 チームは三重大病院保有の931人のエックス線写真とカテーテル検査の結果をAIに学習させた後、別の100人のエックス線写真を判読させた。AIが導き出した血流量とカテーテル検査の結果を照らし合わせると、69人についてAIの結論は正しかった。一方、専門医は49人しか正解しなかった。