世界半導体市場統計(WSTS)は3日までに、2020年の世界半導体市場が前年比5・9%増の4330億ドル(約47兆円)となり、2年ぶりに前年比でプラスになる見通しだと発表した。第5世代(5G)移動通信システムやデータセンター向けの需要が拡大すると予想している。

 米中貿易摩擦の激化を背景として19年は12・8%減の4089億ドルにとどまると予想した。2桁のマイナスに落ち込むのは、日本や米国のITバブル崩壊直後の01年以来となる。企業が設備投資を見送る傾向が強まったほか、関連業界各社が過剰になった半導体在庫の削減に動いたことが響いた。