静岡県警高速隊は29日、東名高速道路の静岡県内区間(185・5キロ)での交通死亡事故が、2019年は0件だったと発表した。静岡県内の区間は全線の半分以上の距離を占め、高速隊によると1969年の全線開通後、死者がゼロだった年は初めて。

 前方での渋滞の発生を示すなどの標識の改良や、水はけのよい舗装の導入といった道路管理事業者などによる環境整備や、県警の取り締まり強化の効果とみられる。

 県内区間の事故死者は昨年までの約50年間で計1026人に上り、72年の49人が最多。79年には日本坂トンネル内での車両炎上事故で7人が死亡した。