夜景の名所として知られる長崎市の稲佐山で、中腹の駐車場と山頂の展望台を結ぶスロープカーが完成し、29日、報道陣に公開された。31日から運行する。

 市によると、2両編成の80人乗りで、約500メートルを約8分かけて走行。外観は木々が映り込むよう黒を基調とし、車内に樹木をイメージした柱を置いて自然と調和させている。工業デザイナーの奥山清行氏らが手掛けた。総工費は約20億4千万円。

 長崎の夜景は2012年の「夜景サミット」で世界新三大夜景に認定され、市内を一望できる稲佐山の観光客が増加。ふもとから山頂まではロープウエーが結ぶが、駐車場からはバス移動中心だった。