沖縄県警は29日、昨年10月に正殿などを焼失した首里城(那覇市)の火災について、遺留物の鑑定の結果、出火原因を特定できなかったとして「捜査を終結した」と明らかにした。首里城公園内の防犯カメラ68台を精査し、関係者の事情聴取をした結果、放火などの事件性はないと判断した。

 県警によると、出火場所とみられる正殿1階北東側から見つかった電気配線のような遺留物46点を県警の科学捜査研究所が昨年11月から鑑定していた。ショートした可能性のある痕跡があり調べていたが、ショート痕かどうか判別できなかった。