岡山県玉野市の外郭団体「市スポーツ振興財団」の定期預金が不正に解約され、使途不明金が出ていることが28日、市教育委員会への取材で分かった。最大で4千万円に上る可能性があるという。財団の関係者が関与した疑いもあり、告発を受けた県警は昨年12月、財団事務所を家宅捜索。業務上横領の疑いで捜査している。

 市教委によると、2013~18年に計四つの定期預金が理事会などの承認を得ないまま解約されていた。それぞれ1千万円を上限に設定。預金は市が全額出資していた。

 財団は18年4月に体育施設の指定管理者を外れ、事務を引き継いだ市教委職員が会計処理を精査する中で判明した。