週明け27日の東京外国為替市場の円相場は新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大に対する懸念を背景に一時急騰し、8日以来の円高ドル安水準となる1ドル=108円台後半を付けた。対ユーロでも一時1ユーロ=119円台後半となり、約2カ月ぶりの高値を記録した。

 午後5時現在は前週末比49銭円高ドル安の1ドル=109円05~07銭。ユーロは71銭円高ユーロ安の1ユーロ=120円33~37銭。

 新型肺炎の感染者拡大により中国を中心とした世界経済の活動が鈍るとの警戒感が広がり、比較的安全な通貨とされる円がドルとユーロに対して買われた。朝方に円買いが一巡した後は、国内輸入企業がドルやユーロを買う動きもあり、もみ合う展開が続いた。