広島市で開かれていた日教組の第69回教育研究全国集会が26日、「全ての子どもたちの最善の利益が保障される社会の実現を」とのアピールを出し、3日間の日程を終えた。延べ約9千人の教員らが参加した。現場の取り組みや課題をまとめた約620本のリポートが発表され、活発な議論が交わされた。

 「平和教育」の分科会では、身近な地域や住民が戦争に巻き込まれたエピソードを掘り起こし、授業で活用する取り組みなどが報告された。学区内の戦争体験者に頼み込み、地元が空襲に遭ったときの生々しい記憶を語ってもらったという公立小教諭は「子どもたちは衝撃を受けていた」と説明した。