世界最高齢の福岡市の田中カ子(かね)さんが2日、117歳の誕生日を迎えた。幼いころから書くことが好きで、次男の妻禮子さん(85)が住む川崎市の家にはカ子さんが思い出を振り返ったノートやメモ用紙が保存されている。戦争、病気、家族との別れ―。メモ書きや家族の話からは、苦しい時も前を向き、明治から令和まで五つの時代を生き抜いてきた姿が浮かぶ。

 カ子さんは1903(明治36)年、福岡県旧和白村(福岡市)の農家に9人きょうだいの7番目として生まれた。

 19歳で餅屋を営む一つ上のいとこ英男さんと結婚。長男が生まれた。