経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)が、以前から交渉していた金融支援の枠組みによる出資が昨年12月末までに実行されなかったことが2日、分かった。今後は、独立系投資顧問会社いちごアセットマネジメントとの最終契約に向けた交渉を本格化させる。

 この支援枠組みは台湾企業や中国ファンドなどからなり、JDIは昨年4月以降、交渉を続けてきた。しかし離脱が相次ぎ、昨年9月に主軸だった中国ファンドが抜けて交渉が暗礁に乗り上げた。

 このため、この枠組みに代わる支援先を急きょ探す中で昨年12月、いちごアセットから800億~900億円の金融支援を受けることで基本合意した。