胃がん切除手術後の腹膜での再発リスクは、がんが胃壁の外側に向かって進行するほど高くなるとの研究結果を、大阪市立大の八代正和研究教授(消化器外科学)らのチームが16日、米科学誌電子版に発表した。胃壁の最も外側までの距離が234マイクロメートル以下(マイクロは100万分の1)まで進むと、再発リスクは8・75倍になるとしている。

 高性能顕微鏡を使い1分程度で距離を測定でき、八代研究教授は「短い時は手術後に強力な抗がん剤を投与し、リスクを下げられる可能性がある。今後、臨床研究に進みたい」と話している。