【北京共同】中国税関総署は14日、中国の2019年の対米貿易総額が、人民元ベースで前年比10・7%減の3兆7300億元(約59兆円)だったと発表した。米中貿易摩擦が長引き、貿易の縮小に歯止めがかからなかった。

 税関総署の担当者は14日の記者会見で「国内外のリスクは明らかに高まっている」と認めた。

 中国でのアフリカ豚コレラ(ASF)の感染拡大を背景に豚肉が不足しており、豚肉の輸入量は75%増加した。

 欧州や東南アジア、日本との貿易額はいずれもプラスだった。

 米中は貿易協議の「第1段階」合意に達し、15日に米ワシントンで署名する予定だ。