広島市中区の原爆ドーム近くを流れる元安川で13日、日本泳法を継承する「神伝流広島游泳同志会」が寒中水泳大会を開き、伝統の技を華麗に披露した。5月に広島県内を通る東京五輪の聖火リレーでは、この泳法で元安川を渡り、火を運ぶ方法が採用されている。

 日本泳法は武芸の一つとして古くから伝わる泳法で、同会は今年、創立100年を迎えた。

 寒空の下、神事を終えて水温11度の川に入ったメンバーが、板に張られた紙に、泳ぎながら筆で「令和」「初春」としたためるなどの技を見せると、集まった市民らは拍手を送った。