名古屋市天白区の名城大の研究室で男性准教授(40)がはさみで刺され負傷した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された同区の理工学部3年野原康佑容疑者(22)が事件前、准教授に「リポートを出さなくても単位がほしい」と頼んでいたことが13日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、野原容疑者は富山県出身で、両親から仕送りを受けていた。「単位を落とすと留年の可能性があり、お金がもったいない」と供述。愛知県警は単位を巡る事情が動機につながったとみて、詳しい経緯を調べている。

 野原容疑者が准教授の講義で、依頼しているのを他の学生が聞いていた。