東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県双葉町の伝統行事「ダルマ市」が、多くの町民が避難する同県いわき市で11日に開かれた。

 ダルマ市は大小のだるまを販売する新春の恒例行事で、100年以上の歴史があるとされる。町民有志が伝統を継承しようと、2012年から同市で毎年開いてきた。避難先で住民らが交流を深める場にもなっている。

 会場のいわき市勿来町酒井の復興公営住宅には、約3メートルの巨大だるまを設置。約1500体のだるまが売られ、避難者や地域住民らでにぎわった。ダルマ市は2日間の日程で、12日には、だるまみこしが披露される。