【カイロ、ワシントン共同】イラクのアブドルマハディ暫定首相は9日、ポンペオ米国務長官と電話会談し、イラク駐留米軍の撤退を協議するため代表団を派遣するよう要請した。複数の米メディアが伝えた。米国務省は10日、過激派組織「イスラム国」(IS)対応を継続する上でも駐留は必要とする声明を発表し、撤退目的の協議を拒否すると表明した。

 米軍によるイラン革命防衛隊の精鋭部隊司令官殺害の舞台となったイラクでは、米イラン対立が波及する懸念から駐留米軍撤退を求める声が拡大。

 アブドルマハディ氏は声明で「米軍はイラク当局の許可を得ず、領空で無人機を飛ばしている」と批判した。