【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は10日、2014年分の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事詳録を公表した。当時FRB理事だったパウエル現議長が同年3月の会合で金融政策の正常化に関連し、株価など金融市場の変動を「許容する必要がある」と述べていたことが分かった。

 FRBは当時、雇用情勢の改善に伴い米国債などを大量購入して市場に資金を供給する量的金融緩和の縮小を進め、14年10月末に量的緩和を終了した。事実上のゼロ金利を続けたが、利上げ開始へ向けた地ならしも始めた。15年12月には9年半ぶりに利上げし、ゼロ金利を解除した。