神戸市の神戸元町商店街で42年続く寄席「もとまち寄席恋雅亭」が10日、拠点とする風月堂ホールの老朽化に伴い4月の500回記念公演をもって終了すると発表した。記者会見した世話人の桂春蝶さん(44)は「寄席を支えてくれたお客さんに落語の素晴らしさを次世代へ語ってもらい、神戸の文化の火をつないでほしい」と願った。

 恋雅亭は、落語の発展と商店街の活性化を狙い1978年からほぼ毎月10日夜に開演。六代目笑福亭松鶴さんや三代目桂米朝さんら大御所も出演し、累計入場者数は10万人を超えた。

 95年1月の阪神大震災で一時中断したが、客の後押しを受け約5カ月後に再開した。