熊本県・阿蘇山麓にある高森町は、端末上で電子書籍や新聞記事が見られる「タブレット図書館」を整備することを決め、10日、熊本日日新聞社と連携協定を結んだ。同社が書籍や記事を配信する。図書館の設置や民間委託より安い財政負担で、都市部との情報格差を解消することが狙い。

 人口約6400人の同町にはこれまで図書館がなく、新設も予算的に困難だった。電子化なら大幅にコストが抑えられるため、導入が可能と判断した。2020年度予算案に費用を計上する。

 草村大成町長は協定締結式後、「必要なのはハコではなく、読む環境。電子図書館には、無限の可能性がある」と強調した。