福井県美浜町で1996年に着工した関西電力子会社「原子力安全システム研究所」の新研究所建設工事を巡り、同県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)のどう喝を受け、関電側が熊谷組が受注できるよう便宜を図った問題で、熊谷組は10日、事実関係を確認するための社内調査を継続すると明らかにした。

 熊谷組は福井県発祥で、森山氏に工事受注に向けた協力を依頼。関電側は競合相手の大林組を説得、落札を断念させたとされる。この問題は共同通信が報じ、熊谷組はその際の取材には「社内調査をしたが記録が残っておらず、事実関係を確認できなかった」としていた。