本殿への参拝一番乗りを目指して大勢の参拝客が境内を走り抜ける「開門神事福男選び」が10日、兵庫県西宮市の西宮神社であり、大阪府立高教諭の黒木悠輔さん(33)=堺市=が先頭で駆け込み、令和で最初の「一番福」になった。

 午前6時に「開門」の掛け声を合図に高さ約7メートルの表大門が開くと、せきを切ったように約5千人が約230メートルの石畳を疾走した。

 黒木さんは19歳の時にテレビで福男選びを見て全力で走る姿に憧れを抱き、これまで13年連続で参加。勤務校では野球部監督で「生徒たちには粘って一歩踏み出す勇気と挑戦することの大切さを伝えたい」と語った。