【ロンドン共同】英下院(定数650)は9日、英国の欧州連合(EU)離脱のために不可欠な離脱関連法案を採決、賛成330票、反対231票の賛成多数で可決した。同法案が初めて下院を通過、ジョンソン首相が最重要課題とする離脱が今月末に実現することが事実上確定した。2016年の国民投票から3年半続く国内の混迷は収束へ大きく近づいた。

 上院も近く可決、エリザベス女王の裁可をへて成立する見通し。EUとの離脱条件をまとめた協定の批准は確実とみられる。上院はEU残留派が多いが、昨年末の下院総選挙で与党が単独過半数を獲得し民意が示されたことから、野党は抵抗しないとみられる。