厚生労働省は9日、医療や健康に関わるデータを個人や医療機関が活用するための計画をまとめた。2025年度までに、多くの人の全ゲノム(遺伝情報)を網羅的に解析し、がんや希少疾患の原因解明や治療方法の開発に役立てるほか、人工知能(AI)の活用促進を目指す。

 がんに関わる遺伝子を調べる検査は既に公的保険が適用されているものもあるが、解析できる遺伝子は100~500カ所と限られている。新しい診断法や治療法を開発するには、がんとの関連が分かっていない遺伝子も含めた全ゲノムを調べる必要があると判断した。