2018年4月に大阪市住吉区で当時2歳の女児が、母親にマンション5階から落とされ死亡した事件で、約7カ月前の17年9月ごろ、児童相談所へ電話で「泣き声がする」と虐待通告があったのに、児相職員が約1カ月間、マンションを訪れて調査していなかったことが9日、市などへの取材で分かった。

 17年9月当時の厚生労働省の指針では、虐待通告から原則48時間以内に子どもの安全を目視で確認するのが望ましいとされていた。管轄の市南部こども相談センター(児相)は「家庭が特定された通告ではなかったため、事前調査に時間がかかった」としている。