【ソウル共同】韓国の文在寅大統領は9日、娘の進学に関する不正疑惑で検察が妻を私文書偽造罪で在宅起訴した側近のチョ国氏(54)を法相に任命したことについて「本人が責任を負うべき明白な違法行為が確認できないのに、疑惑があるというだけで任命をしないならあしき先例となる」と述べた。政権が旗印とする検察改革を行うために必要な人材だとして国民に理解を求めた。

 チョ氏の疑惑には保守系野党に加え、支持層の一部も反発しているが、来年4月の総選挙をにらみ、検察改革の必要性に賛同する支持勢力の結集を図る狙いもあるとみられる。