東京都目黒区で昨年3月、船戸結愛ちゃん=当時(5)=が両親から虐待され死亡したとされる事件で、保護責任者遺棄致死の罪に問われた母親優里被告(27)の裁判員裁判が9日、東京地裁であり、検察側は懲役11年を求刑した。判決は17日に言い渡される。

 検察側は論告で「夫との関係を維持するために娘の生命を犠牲にした」と指摘。「両親に未来を奪われた無念さは計り知れず、結果は極めて重大だ」と述べた。

 検察側によると、結愛ちゃんは昨年2月8日から27日まで、体重や食事の時間をノートやメモ紙に記載。「ゆるしてください おねがいします」などの言葉もつづられていた。