佐賀県は9日、8月に九州北部を襲った記録的大雨の影響で鉄工所から油が流出した大町町で、周辺農地の土壌検査に今月下旬にも着手する方針を明らかにした。油分を分解するための石灰散布などの対策を講じ、早期の営農再開を目指す。

 県が、県庁で9日開いた地元農協との対策会議で表明した。県産野菜への風評被害を防ぐため油が付いたり、冠水して枯れたりしている野菜は全て刈り取り、廃棄処分にする方針。

 大町町の鉄工所「佐賀鉄工所大町工場」からは約5万リットルの油が流出し、約83万平方メートルに広がった。