【ソウル共同】韓国の文在寅大統領は9日、側近のチョ国氏(54)を法相に任命した。大統領府が明らかにした。チョ氏を巡っては、法相候補に指名された8月以降、娘の進学に関する不正疑惑が相次いで浮上し、検察はチョ氏の妻を私文書偽造罪で在宅起訴している。国会の聴聞会後も疑惑への説明は不十分だと批判が起きていたが、文氏は検察改革の旗手として起用を押し切った形だ。

 疑惑の全容解明に向けて検察が捜査を進める中、法相人事が強行されたことに、さらなる世論の反発も予想される。

 チョ氏はソウル大法学部の教授で、7月下旬まで大統領府の民情首席秘書官として文政権を支えてきた。