東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市の造船4社が合併した新会社「みらい造船」の新工場が完成し、8日に記念式典が開かれた。東北運輸局によると、漁船を専門に建造、修理する工場としては東北地方最大級で、関係者は「震災を乗り越えて頑張る東北の漁業を支えたい」と意気込む。

 この日は渡辺博道復興相ら関係者約400人が出席し、最新鋭の設備や新工場で初の建造船となるマグロはえ縄漁船などを見学した。

 カツオやサンマの水揚げで知られる気仙沼港は、古くから造船業も盛んで全国の漁船が修繕に訪れるが、震災の津波で壊滅。被災4社は「単独では生き残れない」として2018年に合併した。