古典落語「目黒のさんま」にちなみ、炭火焼きのサンマを無料で振る舞う「目黒のさんま祭り」が8日、東京都品川区のJR目黒駅東口一帯で開かれた。これまでは岩手県宮古市の生サンマが主に提供されていたが、今年は深刻な不漁のため24回目にして初めて冷凍物となった。

 宮古市によると、十分な水揚げが見込めず、昨秋取れ、冷凍保存していたサンマ7千匹を届けた。佐々木勝利水産課長(54)は「やむを得ない判断だったが、おいしそうに食べてもらえて良かった」とほっとした表情。

 駅前にはサンマを焼く煙が立ちこめ、秋の味覚を求める長蛇の列ができた。