【ロンドン共同】英国のラッド雇用・年金相は7日、欧州連合(EU)離脱問題を巡るジョンソン首相の方針に抗議して辞任した。ラッド氏は親EU派として知られる。政権の強硬路線に従わなかった与党保守党議員を除名するなどした首相の対応を批判。閣内での亀裂も浮き彫りとなり、政権にとって大きな痛手となった。

 ラッド氏は辞任表明に当たり、忠誠を尽くしてきた党員を追放した首相の方針を「良識や民主主義への攻撃」と痛烈に批判し、保守党も離党するとした。党首のジョンソン首相は、離脱延期法案の採決で党方針に従わずに賛成に回ったハモンド前財務相ら約20人の党員を直ちに除名していた。