【台北共同】来年1月の台湾総統選への出馬が取り沙汰されている鴻海(ホンハイ)精密工業の前会長、郭台銘氏は7日、台北市で日本メディアに対して「当選」した際の政策を説明、「準備は整いつつある」と述べ、出馬に強い意欲を示した。正式表明は避けた。

 郭氏は中台関係について「二つの独立した政治圏」との認識を示した上で、独立志向の民主進歩党(民進党)の蔡英文政権は「北京(中国共産党)と対話のパイプを持っていない」と指摘。一方、自身には習近平国家主席ら中国の指導者と経済を通じた交流があることを示唆して「平和のために信頼関係を築く必要がある」と述べた。台湾独立は否定した。