安倍晋三首相(自民党総裁)が11日に実施する内閣改造・党役員人事で、甘利明選対委員長を党四役など要職に充てる方向が有力となった。再任か総務会長を軸に調整が進められている。二階俊博幹事長を支える林幹雄幹事長代理は、二階氏再任に伴い続投する見通しだ。関係者が7日、明らかにした。

 甘利氏は2012年12月発足の第2次安倍内閣で経済再生担当相に就任し、アベノミクスの司令塔役を担ったほか、環太平洋連携協定(TPP)交渉を進めるなど首相の信頼が厚い。16年1月に金銭授受問題で引責辞任したが、昨年10月に選対委員長に就任し、先の参院選を取り仕切った。