【テヘラン共同】イラン原子力庁の報道官は7日記者会見し、米国の核合意離脱と制裁再開に対抗する第3段階の措置として、核関連の研究開発の制限を全て撤廃し、新型の遠心分離機を稼働させたと明らかにした。兵器級に近づく20%の濃縮ウラン製造は「今は必要ない」として今回は見送ると正式に発表した。

 カマルバンディ報道官は記者会見で、「欧州に残された時間は多くはない」と警告し、核合意で約束されたイランの経済的利益の確保に向け、支援策を早急に具体化するよう迫った。

 新型遠心分離機の稼働は濃縮能力拡大につながるが、濃縮度引き上げを見送ったことで、抑制的な姿勢を示した。