【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は6日、中国との貿易摩擦や世界経済減速に懸念を示し「景気拡大を維持するために適切に行動する」と述べ、月内の追加利下げを示唆した。スイス・チューリヒで行われた討論会で語った。

 FRBは7月末に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で10年7カ月ぶりの利下げを決めた。市場は、FRBが今月17~18日に開くFOMCで追加利下げを決定すると見込んでいる。

 パウエル氏は、世界経済のリスク要因として英国の欧州連合(EU)離脱や香港情勢も挙げた。ただ「景気後退は想定していない」とも述べた。