【ワシントン共同】米労働省が6日発表した8月の雇用統計(速報、季節調整済み)は、景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数が前月から13万人増えた。市場予想の15万8千人程度を下回り、伸びの鈍化が鮮明になった。失業率は3・7%で、前月から横ばいだった。米中貿易摩擦の激化が、堅調な雇用にも影響を及ぼしつつある。

 就業者数の増加幅は景気拡大の目安とされる20万人を4カ月連続で下回り、直近の就業者数も下方修正した。連邦準備制度理事会(FRB)が今月中旬に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で検討する追加利下げを後押しする材料になりそうだ。